そうだね。

自分に合ったクレンジングは、3つのポイントで見分けます。
１つ目は「自分のメイクが１回のクレンジングで落ちるのかどうか」
２つ目は「好みと肌質」
最後３つめが「ライフスタイル」
この３つで、自分にどんなクレンジングが合っているのか判断してもらうのが、１番いいと思っています。

そうだね。これが１番大事だと思う。なんでかというと普段の自分のメイクが一発で落ちないということは、そもそも自分が使っているクレンジングとメイクの相性が悪いってことだから。
一発で落ちないからもう１回洗うのか、 ポイントリムーバーを使うのか、目元なんて特に皮膚が薄いのに、落ちづらいウォータープルーフを使っている方であれば、リムーバー、クレンジング、洗顔料と合計３回も顔を洗っている方もいるかもしれない。

その場合は、肌への負担もかなり大きい。そもそも１回のクレンジングでメイクが落ちれば、その分肌への負担も少なくてすむよね。なので、普段の自分のメイクが１回のクレンジングでちゃんと落ちるかどうかが１番大事。

その使い分け方もすごくいいんだけど、ほとんどの方は、それをめんどくさいと感じるんじゃないかな。あづあづってポイントリムーバー使ってる？

でしょ？ 目元だけリムーバーを使ってるって言う方に、あまり出会ったことがないんだよね。とてもいい方法だけど、現実ではほとんどの方が面倒だと感じたり、時間がなかったりで、できてないと思うんです。じゃあ最もオードドックスに簡単にできる方法って何？という意味で、１回のクレンジングでちゃんとメイクが落とせるものがいいと僕は思います。

そうだね。普段自分がどんなメイクをしているのかで使うクレンジングを選ばないといけない。ナチュラルなメイクをしてるのか、ウォータープルーフを使っているのか、お湯落ち、石鹸落ちのメイクをしているのか。中にはお湯落ちと相性の悪いクレンジングもあったりします。

ここでは好みの比重の方が高いかなと思います。どんなクレンジングが欲しい？って聞くと、だいたい「さっぱりするクレンジング」と、「しっとりするクレンジング」に分かれるんだよね。
実はこの質感を感じるタイミングって２回あって、「洗った直後の洗いあがり」の状態がどうなのかと、「お風呂あがりタオルドライした後」の状態がどうなのか。

超乾燥肌の方であれば、「洗いあがりもタオルドライした後の質感もしっとりしているのが好き」な傾向があるんだけど、人によっては超乾燥肌でも「洗いあがりはさっぱりが好きで、タオルドライした後はしっとりが好き」な方もいるんだよね。つまり肌に合うかどうか以上に「好みで選ぶことも多い」っていうのが化粧品の1つの醍醐味でもあるね！

脂性肌の方は、洗いあがりさっぱりを選ぶ人が多いけど、油分を取りすぎてしまうことで、肌が油分が足りないと判断して、余計に油分を分泌してしまうこともあるので、意外にしっとりが合うこともあるんだよね。なので試してどれが合うのか確認してもらうのが１番だね。

ここでは２つポイントがあります。まず１つ目が「濡れた手で洗顔をするのかどうか」。お風呂場で洗顔するのか、洗面台で洗顔するのかによって手が濡れているかどうかが変わってくるよね。
２つ目が「どういうメイクをしているのか」。１番初めに話した、自分のメイクが一発で落ちるクレンジングを選びましょうというところ以外にも、メイクに応じたクレンジングを選ぶ必要があるんだよね。
例えば、マツエクをしている場合はマツエク対応のクレンジングを使った方がいいし、メイクをしていないのであればクレンジング力の弱いものを使った方がいいよね。

お風呂場で使う人は「濡れた手や顔でも使えるもの」を選ばなくてはダメということです。なんでかというと、前にお話ししたような乳化現象っていうのがクレンジングには起こるから。

「濡れた手や濡れた顔でOK」と書いてないものは「乳化必須」なので濡れた手や顔に使ってしまうと乳化してしまいます。乳化状態というのはクレンジング力が１段落ちるので、それでは普段の自分のメイクが落ちない可能性があります。
濡れた手や顔に使ってOKなものは、乳化しづらいので、クレンジング力を落とさずクレンジングをすることができます。もちろん濡れた状態のほうがクレンジング力は落ちてしまうけど、それでも乳化してしまうものよりはクレンジング力をキープできるという感じですね。

もちろん書いてます。

そうですね。もしくは乳化ありなしで判断していいと思います。「乳化の必要なし」と書いてあるものは、濡れた手や顔でも使えると判断していいと思います。

そうだね。乳化ありなしの記載は基本的にはしていると思うので、そこを見て判断してもらえたらと思います。濡れた手や顔に使えるって書いてあるものはさらに良心的だね。

そうそう。オイルでも濡れた手や顔OKなものとそうでないもの、乳化ありなしがあります。そのあたりはメーカーの作り方、考え方によって違うので、そこはしっかり確認が必要になります。

マツエク対応かどうかは乳化ありなしよりもしっかり書いてあることが多いですね。マツエク対応と書いていないものは本当にマツエクに対応していない可能性が高いので、マツエクをつけられてる方は、ちゃんと「マツエク対応」と書いてある商品を使うのが安全だと思います。
口コミとかで「マツエク対応だよ」と書いてあるものもありますが、一人の消費者の「私は大丈夫だった」という話ですので、メーカーさん側でマツエク対応と書いてあるものを選びましょう。

そういうことですね！